趣味の備忘録
 

アイオーデータのNASが酷いシロモノだと判明

title_101123_00.jpgしばらく順調に動作していたLandiskですが、先日整理し終わった写真を大量にコピーした後、何日かしてバックアップに失敗するように。

USBに接続したHDDの残量も十分ありますし、設定メニューでもちゃんとHDDを認識しています。バックアップ機能を期待して買ったのでこれは困りました。
アイオーデータに問い合わせてもどうせロクな回答が来ないことは分かってるので自分で調査してみましょう。


■まずは再チャレンジ
・スケジュールバックアップをもう一度試してるもエラー。
・設定メニューで手動バックアップをやってみるもエラー。
・再起動してもやり直してもエラー。
・USBを接続し直してもエラー。
・バージョンを1.14から1.16 に上げてみてもエラー。

むむむ。。。困りました。

バックアップのログを見ても「バックアップに失敗しました」と書いてあるだけ。このログって意味あるんですかね。見たままの結果をログに出すならエラーの理由くらい出して欲しいものです。仕方ないのでIOデータから提供されているバージョンアップイメージからバックアップエラーが発生している箇所を推測するしかありません。

■バックアップスクリプトを読んでみる
ダウンロードしたファイルを解凍し、とりあえず「backup」でGrepで検索。案の定、見つかりました。backup.phpがそれです。
バックアップ処理がずらずらを書かれていますが、気になる記述が。

exec("sudo df -k | grep ".LD_SHARE_ROOT_DIR." | awk '{print $3}'",$source_size,$source_size_result);
exec("sudo df -k | grep ".LD_TMP_MOUNT_DIR." | awk '{print $4}'",$dest_size,$dest_size_result);
if($source_size_result == '0' && $dest_size_result == '0'){
  if($dest_size[0] > $source_size[0]){ ★ここが駄目
    $check_size='0';
  }else{
    $check_size='1';
  }
}


上記コードはバックアップ処理の初期段階で実行されるコードです。source_size(バックアップ元)の使用量とdest_size(バックアップ先)の残量を取得し、★マークの部分ではそれらを比較して、使用量より残量の方が少ない場合はバックアップエラーになると言う記述になっています。
一見、正しいエラーハンドリングをしてるように見えますが、実は相当間抜けなコードです。

ここまでの説明で気がつく方も多いのではないでしょうか?
そう、このコードでは使用量が多い場合、2回目以降のバックアップは絶対に成功しません。

具体例で説明するとこういうことです。
500GBのLandiskと500GBの外付けHDDを使ったとします。そこに300GBのデータを入れたとします。
1回目のバックアップでは、バックアップ先の使用量は0ですのでバックアップは正常に動作します。
2010_1123_00.jpg


ところがこの状態で2回目のバックアップを実行すると、バックアップ先は既に1回目のバックアップデータが入っているため、残量は200GBしかなく、バックアップに失敗してしまうわけです。
2010_1123_01.jpg

実際には差分バックアップなので大半は同じデータが存在するわけで、こんな判定でエラーにするのは無意味です。
もしバックアップ時の残量チェックを行うなら、新規コピーや更新のあったファイルを上書きコピーする際にコピーで増加するデータの総容量を使って比較しないと駄目です。

■推測と事実の確認
この推測が正しいかどうかを確かめる為に、試しにバックアップ先のデータを一部削除し、バックアップ元の使用量より多くの残量を残した状態でバックアップを走らせて見たところ、ちゃんとバックアップが動作しました。
どうやら先日の大量の写真を保存したことにより、初めて使用量が250GBを超え、不具合が表面化したようです。

以上の結果から類推すると、以下のことが予想できます。

・テスト仕様書は作っていない。
・設計した技術者も数MB~最大数十GBのテストしか実施していない。
・社内の第3者技術者によるコードレビューも実施していない。
・社内にSQAのような組織が無く、基本といえる「上限のテスト」を一度もやって無い。

■結論として・・・・
こんなお粗末な会社が作った製品のシステムを信じて、大事なデータを保存するのはある意味チャレンジであり、本当にキチンとデータ保存を考えるなら、QNAPやDROBOのような製品を導入すべきだと思いました。

今回の一件でIOデータの製品はほとんどマトモなテストをせずに出荷されていることが明らかになりましたので今後はアイオーデータの製品は控えたいと思います。


、、、かといってバッファローの製品もそんなに信用できないんですけどねぇ。初期のLinkStationを何台か使いましたが、熱がやば過ぎる設計で案の定、1年ちょいでHDDが壊れましたし。やっぱQNAPにしておけばよかったかなぁ~
関連記事
 
 
コメント
過去 BUFFALOのNASを10台以上使用し、HHDの故障2回、電源のコンデンサ交換全てを経験したので、IOのHDL-AHシリーズを使っていたのですが、こんなにアホなんですね。

このIOの型番は何ですか?白い筐体のやつですか?

QNAPも検討しているのですが、どんな感じですか~
IOも信用できないですね  [URL] [Edit]
モデル名はHDLP-G500ですね。もうだいぶ古いモデルです。
結局、サポートセンターに『本当に動くの?』と質問し、『動いてます』と回答が来たのでこの製品は手放しました。その後IOからソフトリリースがあってしっかり修正されてたのは笑いましたね(笑)他にもクレームがあったんでしょう。

QNAPは購入してから3,4年経過しますが、ソフトアップデートも定期的に行われ、転送速度も速く、なんの不安もありません。社会人になると時間が惜しくなることがあるので、安定動作することはありがたいですね。
  [URL] [Edit]
会社で使っている HDL-A シリーズでも時々理解できないバックアップエラーがあります。

今度そのようなことがあったらこちらの記事を気にしてみます。

QNAPようさそうですね。韓国製というのが一点気になりますが(笑)

検証用ということで買ってテストしてみるかな~。
  [URL] [Edit]
2015.08.08 Sat 12:49 bibo6@管理人 #-
あれ?QNAPは台湾メーカーだったはずですよ。

インテル系CPUとARM系CPUのモデルがあって、一般人はARM系を買うことになりますが、古いモデルを含めて全部アップデートサポートが継続してます。4〜6TBのHDDもいち早くサポートしてましたし、アップデートでドンドン機能強化されるので、私が知ってるNASメーカーでは一番オススメですね。

法人メインでやってただけあって、技術的な底力も感じます。中国や台湾に外注してガワだけ作ってるメーカーとは全く別物だと思いますね。

最近、廉価モデルが発売されて2万以下で手に入るので会社で使うなら悩む金額では無いと思いますね。オススメは2ベイモデルです。
  [URL] [Edit]






(編集・削除用)

 

管理者にだけ表示を許可
 
 
トラックバック
http://bibo6.blog34.fc2.com/tb.php/103-34db3305
 
 
備忘録検索
 
カテゴリ
 
スポンサードリンク
 
月別 備忘録
 
人気記事
 
最近のコメント
 
ランキングに参加中
ページ先頭へ
Copyright © bibo6@管理人 / Designed by Paroday 改