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後遺障害の異議申立て サンプル

title_091206_02.jpgこの記事は「交通事故に遭って示談が終わるまで」の文中で紹介した後遺障害等級認定の非該当に対する異議申立てのサンプルです。


※私と同じ申請をしたからといって異議申立てが通ることを保証するものではありません。
※この申請を参考に手続きを行って、非該当となっても当方は一切責任を取りません。


私がゼロから作成し、後遺障害の認定を貰った異議申立てを以下に掲載いたします。
すべてのケースが適用できるわけではないですが、似たようなケースで悩んでいる方は参考にして頂ければと思います。

平成21年 *月 *日
日本興亜損害保険株式会社 御中
申立人氏名 : ○○ ××
  住所 : *****************
TEL : 012-3456-7890

異議申立書

貴社より回答のあった後遺障害の調査結果につき、下記のとおり異議の申立をいたします。


証明書番号 : 00000000
被害者名  : ○○ ××    印
事故発生月日 : 平成 ** 年 *月 *日



異議申立の主旨 :
今回、初めての異議申し立てとなります。先の申請では後遺障害に該当せずとの回答をいただいております。


最初の後遺障害の認定では外傷性変化を裏付ける有意義な所見が乏しいという理由から後遺障害には該当しないとの事でした。しかしながら、事故後に発生した症状やこれまで運動能力に問題なかった事を鑑みた時、腰椎椎間板ヘルニアの発症は事故による外傷性ショックが原因と考えられると主張致します。
以下に理由を述べます。

腰椎椎間板ヘルニアの発見は200*年*月○○病院 整形外科による診断が最初の診断でした。事故日は200*年*月であり、3ヶ月後の発病となれば今回の事故との関連性はないと考えられるのにも無理はないと思います。しかし、私自身、事故当日の○○病院による診断で腰部の痛みを訴えており、当時の診断書にもその旨は記載されています。

事故直後は首の鞭打ちの症状が非常に重く、激しい頭痛で日常生活に支障がでる程だったため、鞭打ちの治療を最優先とし、××接骨院にて治療を行っておりました。その間も腰部周辺や大腿部に違和感があった為、××接骨院にて腰部、大腿部の鍼治療なども受けておりました。これに関しては、*月の治療開始時から*月の治療中断までの××接骨院の施術証明書にも症状と施術内容が記載されており、事故直後からヘルニアに起因すると思われる部位(腰部や大腿部の痺れ)の症状がある事が確認できます。詳しくは添付資料の施術証明書コピーを参照ください。

しかし、時間の経過に伴い腰部と大腿部の症状が悪化し、単なる腰部打撲と考えにくいと判断した為、別途医師の診断を仰ぐ事にしました。その結果、腰椎椎間板ヘルニアが判明した次第です。

つまり、事故当日から腰椎椎間板ヘルニアの症状は発生しており、事故後偶然発生したものではないという事が言えます。また、事故当時の診断をしていただいた○○病院の××医師よると「MRIの画像から判断するとヘルニアのサイズがやや大きく、仮に事故前から発症していたのであれば何らかの症状が起こっていたと考えられ、事故による外傷性のヘルニアが考えられる」と言う内容で、腰椎椎間板ヘルニアと事故との因果関係を認める回答を頂いております。これに関しては添付資料の「○○病院 因果関係に関する回答書」を参照下さい。

さらに今回の事故は乗車車両が横転するほどの衝撃を受けた事故であり、身体に相当の衝撃が加わっている事が分かって頂けると思います。もし、仮に腰椎椎間板ヘルニアが加齢的な変化のみでしか発症しない症状なのであれば事故との因果関係が無いとの判断にも納得できますが、軽微な外傷などでも起こりうる症状である事や、事故前には自覚症状が一切無かったのにも拘らず事故後は立ち上がれなくなるほどまで悪化した事から、今回の事故が直接の原因ではないと考えるのには余りに矛盾があるように思えます。



次に「運動時の腰痛」「長時間の座位および立位時の腰痛」に関しても、医学的に説明可能と言えない理由から後遺障害には該当しないとの事でした。しかしながら、依然として症状が残存している事から新たな医証として、○○大学病院整形外科にて、200*年*月時点での症状を診察して頂きました。

その結果、同病院にて現在も腰椎椎間板ヘルニアが認められると診断されました。MRIによる画像診断でもヘルニアによる神経の圧迫が確認できたことから私の自覚症状は神経の圧迫によるものだということが確認できます。診断書を取得しましたので添付資料「○○大学病院 診断書」を参照ください。

また、後遺障害診断書を発行頂いた○○病院の××医師による診断でも「腰痛、左下肢の症状が続いており、この後も続く可能性が高い」との診断結果が出ており、医学的な見解が述べられております。これについては添付資料「後遺障害診断書」の他覚的所見欄を参照ください。

さらに現在の症状をお伝えする為に、事故前の運動能力と事故後の運動能力に関して説明させていただきます。
私は事故前まで株式会社○○にて、商品の発注業務や伝票処理などの事務の仕事を問題なく行っておりました。この業務は200*年*月から200*年*月まで従事し、特に腰痛等も伴わず円滑に業務を行う事が出来ました。その後、結婚を機に退職し、200*年*月からは主婦として家事を行っておりましたが特に体に異常はありませんでした。

事故後、約1年3ヶ月の治療を経て××株式会社にて庶務の仕事に就きましたが、株式会社○○と同程度の業務にも拘らず、腰痛のため満足に業務を遂行できない事から200*年*月から200*年*月までのわずか2ヶ月で退職する事になりました。その後、より体の負担が軽い業務を求め、株式会社△△に転職し経理業務を行う事になりましたが、やはり事故以前と同等とはいかず、長時間のコルセットを常用する必要があります。さらに日常での家事作業においてもこれまで何の問題もなく出来た作業、例えば石油ファンヒーターのタンクの持ち上げや浴室清掃のような腰への負担が掛かる作業が非常に辛く、今はほとんど夫に手伝って貰っている状況です。

以上のように、医師による神経圧迫症状が確認されている事や、残存症状に関する医証の確認がされている事、また過去の運動能力よりも明らかに運動能力が低下している事から後遺症による「運動時の腰痛」や「長時間の尖位および立位時の腰痛」、および「痺れの症状」が発生している事が説明できると主張致します。

以上の事実から腰椎椎間板ヘルニアは事故によって発症し、これによる後遺症として私自身の運動能力の低下が発生している事を十分に説明できると主張致します。




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